月姫物語

とにかくここから出ないと・・・










襖を開けると、土間がありその先に扉があった。









正面から出て行ったら、相手の思うツボかしら。










そう考え、再びもとの部屋へと戻り、全体を見回す。











「・・・あった。」












とても高いところにある小さな窓。











どうやら、屋根の上へ出られそうだ。












「みてらっしゃい。わたくしを陥れた不届き者めっ!!」