「遊びって、雅!!」
姉ちゃんは信じられないと言った顔をし、軽蔑や嫌悪を込めた声をする。
こんな冷たい視線もこんな咎めるような声も初めてで、……嫌われたのは初めてで。
なんだか体が全部痛かった。刃で皮膚を剃られたみたいに痛い。
痛くて心も麻痺して…
――姉ちゃんだって結城の遊びの女なんだ。
俺を非難することは、つまり結城もそんな男だということで、
姉ちゃんはそんな最悪な男に抱かれてるって事なんだよ??
さっきの女に同情するのは、姉ちゃんが自分に同情しているってことなんだよ?
…姉ちゃんは、分かってない。
その綺麗な顔を結城に歪めさせられているのか?その小さな口で結城に高い声をあげているのか?
その澄んだ瞳を潤ませ結城を見つめているのか?
頼りない腕で結城にしがみついているんだろう?白い足を結城に……
俺の知らない姉ちゃんを…結城には忍を見せているんだろう!?
全然分かってない。



