13階から直射日光をサンサンと浴びていたので急激に喉の乾きを感じた。 けれど此処から下に降りるのは嫌。 じゃあ、どうする? そんな自問自答を繰り返しているあたしの元に救世主があらわれた。 黒いランドセルを背負った小学生が家の鍵をガチャガチャとあけている。 たぶん13階の住人。