そしてついに、あたしたちの街が襲われた。 見慣れた風景が火の海になる。 家を飛び出し避難所に逃げる道のりは、友達と寄り道した通学路。 あの頃聞こえた笑い声はどこにもなくて 誰かの泣き声と叫び声と罵声が耳を刺激する。