「てめぇ、ブッ殺されてぇのかよ」


胸倉をつかまれた男子生徒の顔が、クシャクシャに歪んでいく。

震える唇から、ぎこちない発音で“ゴメンナサイ”を繰り返している。


男子生徒の想いとは裏腹に呪文のごとく唱えられるソレに俺のイライラは募っていく一方だった。


「ゴメンナサイ!赦してください…!」

「あぁ?!?聞こえねーんだよ!!」