さっきよりもずっとリアルに伝わる息遣い。 触れて、しまったのだ。 こんなゴツゴツした手で 彼女の肌に。 手に感じる体温が、罪悪感を加速させる。 平良 志帆はずっと無垢で汚れなき聖域だったから。 踏み込んでしまった聖域を後戻りなんて出来なかった。