「湊ーっ!」 「おー」 自分でも早く来たつもりだったけど、 校門には既に湊が待っていた。 「ごめん、遅れて」 「ん、いや平気!」 「・・・湊、それどうしたの?」 「あ?」 パッと見よく分からないけど、 よく見ると手の甲が赤く腫れている。 「手の甲、なんかにぶつけた?痛そうだけど」 「昼休みふざけててさ、階段の手すりにぶつけた!」 とケラケラ笑う湊。 「なんか、シップとか張った方がよくない?」 見れば見るほど痛そうだなぁ。