「あきら・・・さん?」 「うん!あきらだよ!」 あきらは子供のように、 パァッと顔を明るくさせ、 「もっと、もっと、 僕の名前を呼んで?」と、 あたしの腕をつかもうとした。 「・・・いゃッ」 あたしの口からは、 反射的に悲鳴が漏れ、 湊の腕を握っていた力が ギュゥッと強くなる。