家に・・・帰ったんじゃ??
しかも、明日朝練なんじゃ・・・。



呼吸を安定させながら・・・

湊は答え、それと一緒にあたしにたずねた。

「それはあとで・・・な。

 それより・・・・こいつ誰?」

「えっ?」

湊はあたしの顔のさらに後ろを睨みつけている。

あたしはそれを辿って後ろを振り向いた。



そこには、一人の男の人が立っていた。