「っつーか、送るよ。」
本当はもっと一緒にいたかったけど、
時間がそれを許してくれるはずもなくて。
超暗いし。心配だ。
「え?い、いいよ!もう、夜遅いし。」
「いや、だからでしょ。」
「へ?」
「そんな顔して歩いてたら襲われるっつーの。」
そんな顔って?って・・・。
はぁ。この、鈍感女。
いや、いまさらだけど。
「いーから。とにかく送るって。」
「いや、いーってば。」
「は?なんで?」
「えっ!??だって・・・」
「なぁに?ちゃんと聞かせて」
「ん・・・。だって湊、疲れてる・・・でしょ?」
「なにが?」
「部活・・・最近忙しいじゃん。」
