「いいから、手出せ」 「…ん」 「そのまま寝ろ」 「ん…わかった」 命令口調が気になるけど… 寂しかったあたしに、気付いてくれたのかな…? 翔は、タオルを濡らしてあたしの額に乗せてくれた そして、あたしの手を握ってくれた 「んじゃ、おやすみ」