「ん。」 そのお粥をすくったスプーンは、今あたしの口の前にある 「え?」 「食えないんなら、食わしてやる」 「え!?」 「だって、なんか食ってからじゃないと、薬飲めないだろ?」 「そ、そうだけど…」 「ほら、あーん」 「っ…」