「…行くぞ、楓」 「あ、うん。んじゃ彰兄ちゃん、ばいばい。」 「じゃーなー」 そう言って、彰兄ちゃんはあたしの頭を撫でた ガチャッ 外に出ると、意外と寒かった 暑かったあたしには、ちょうどよかった 「…」 「…」 なんか… この沈黙、辛いんだけどっ まぁ、もうすぐ着くけど…