「着いたよ…」



「うわー…緊張するっ!!そーいえばみんなはあたしのこと知ってるの?」



「あー…多分……」



「多分!?…大丈夫かなー…誰君??みたいになったらどーしよー!!」



慌てるあたしの手をひっぱりながら誠が部屋のドアを開ける



―ガラッ



「「いらっしゃ〜い」」



「わっ!」



想像以上の人数でびっくりした…



「わりぃな、遅れて」



「全然いいって!!それより今日のさー…――」



ぽつーん…

てなるあたし…



誠の後ろにちょっと隠れた



「琴音ちゃん?」



「あっ!はい!!」



「こんにちは!あたし誠のバックダンサーやってるAIってゆうんだ!あっちで一緒に飲も!!」



「え…でも……」



誠をチラッと見る

あたしの手を握ったままさっきの人と楽しそうに話してる



「大丈夫大丈夫!あっちはみんな女の子だから!!」



「…え?」



「ちょっと誠ー!!琴音ちゃんあっち連れてくよ!!そろそろそろ手離して!」



「ん?…ああ…よろしく」



「まかせろ!よしっ、行こ!」



「は、はい…」



腕を引っ張られてAIさんに1番奥の席まで連れて行かれた