ワタシの隣り

「飯、食えよ」



次の日も充は家に来てくれた



「…食欲ない。」

「せっかく俺が作ったんだ、食え!」

「…だって…てか充大学は?」

「今日は午前だけ。」



充はそう言いながらエプロンを外した。



「…食えよ。少しでもいいから。」

「後で食べる。」



そう言ってベットに潜った。


お腹が減らない

こんなの初めて

ご飯が喉を通らなくて

なんか…

お腹か胸の辺りが重い感じがする



「1日中何してんだよ。」

「何も。」

「…外、出るか?」

「……」

「俺運転するから。」



…ドライブ

泰輔ともよくした

私は車にのるのが好きだったから



「…ずっと車の中にいる。」