あなたがいるから。


しかし、やはり親は許さない。

むかついた。

今まで、私に厳しかった親でも
むかついたことはない。

だけど、初めてむかついた。




それから夜ご飯を抜くことが
できないもどかしさでいっぱい
だった。


そんなとき、優太のアイドルグループ
のコンサートがあるとのこと。
私は、美月を誘い行くことにした。

痩せたい。痩せたい。痩せたい。
気持ちは深まるばかり。

ある日、コンサート代を貯める
ためにコンビニでアルバイトを
始めた。
お小遣いが月3000円だった私は
バイトをしなければコンサートに
行けない。
夜まで一生懸命働いていた。

一生懸命働いていたので、
帰って来たらすぐに寝ていた。
私は気づいた、これで夜ご飯を
抜くことができると。