あなたがいるから。


ダイエットを決意した私は、
美月のように夜ご飯を抜くこと
にした。今までダイエットに
興味がなかったので夜ご飯を
抜くことしかわからなかったのだ。

しかし、私が幼い頃から厳しかった
親は、夜ご飯を抜くことを許さない
だろう。

案の定、親は許さなかった。
『食べ盛りなんだから』
『ダイエットなんてまだ早い』
そんなことばかり言われ
その日は夜ご飯を抜くことは
出来なかった。

次の朝、私は慣れない学校生活
に疲れたのか熱をだした。
きつかったので3日間何も
食べることが出来なかった。

3日間後、体重計が目に入った
ので乗ってみると、2㎏痩せて
いた。
嬉しかった。私もこれで痩せれる。
もっと痩せたい。
そう、強く思っていた。