オオカミなんか 怖くないっ!!


アタシの目からは
また、涙が溢れ出して


仕方ないなぁって
優しく笑うユマと


指切りをした。


かたい、かたい
約束。




ユマ…


もし、アンタが誰かに
泣かされたら
アタシ
死ぬ気で守るからね…。





五限目の始まりのチャイムが聞こえて
アタシ達は屋上でサボることにした。

こんな顔で教室に戻れる訳ないし。



「そーいえばさ
紺野だけど」



アタシはいきなり紺野の名前を耳にして

顔が赤くなるのが
分かった。



「こ、紺野が
どーしたの?」


アタシは焦ってるのが
バレないように
冷静に答えたつもりだったけど

耳まで
熱くなるのが分かった。