俺と彼女の7日間


「んで?どこ行きたい?」



小さな私を抱き抱えた藤宮くんは、ぶっきらぼうだけど、優しい口調で尋ねてきた。



「遊園地♪」


「無理」


「な、なんでー?!」


「うるせぇ‥」



学校では皆が距離を置く藤宮龍斗。


だけど私は、彼を怖いと思った事は1度もなかった。



正確には、出会ったその日に、彼の優しさを知ってしまったから‥かな。