愛美はウェイトレスの服に
着替えてスタッフと話を
していた。


たぶんこのパーティーの主旨も
なんとなく伝えられている
だろう。

隼人あたりから!(怒)
↑しつこい


いいさ、俺のイメージが
あるからな。
俺はイメージを大事に
している。(ヤケだ!)


―…バンッ


ホールの扉が開いた。


ギターのAOI(アオイ)がきた。

相変わらずオーラ全開だな(汗)

今日集まれるのは
AOIだけだった。


「おぅ、来たぞ!」


『早かったな、気合い
入ってんな』

「遅刻すると誰かさんがうるせー
からな」


『ハハッ…今日はやる気
ないから、お前頑張って』

そういって手を振る。

スタッフの女の子たちが
みんなAOIを見てキャーキャー
言っている。

愛美は…
よかった。シカトだな(笑)

気をよくしたAOIは
持ち前のサービス精神も
あってか、スタッフに飲み物を
もらいに行くようだった。

『まだはじまらないんだから(笑)』


「いいだろ、一杯くらい」

いい性格だな、アイツ…


向かった先を見て、
目が点になった――…