リカちゃんが早速着せてくれた。


「やっぱり!似合う!」


『ありがとうm(__)m
お世辞でも嬉しいよ』


「いいじゃないですか!
着物を毎日着られるなんて
うらやましい〜♪」

リカちゃんははしゃいでいる。

なんでやねん…


『あのさ、リカちゃんは
Ryuseyについて、
どう思うの?もしかして、
彼女だったりするの?』


「全然!あたしは、ただの
スタイリストですから。
まだ新人の頃の私を拾って
くれたんですよ。専属にして
くださって。Ryuseyさんは
あんな風に遊び人ぽく見えます
けど実はいい人だと思いますよ。
ちょっと変わってるかな?」


『だいぶ、変わってるでしょ!
お金持ちのやることは
わかんないよ。』

まぁ、スタイリストまで手を
出してないってことは、
根っからの女好きなわけじゃない
のかな?


あ、私には関係なかったわ。


メイクと髪型は隼人くんが
やってくれて、今から
Ryuseyに見せに行くらしい。


私はただの家政婦なんですけど。


ぶつぶつ言ってたら、2人に
部屋を追い出されてしまった。