「純也。キスして」



あれから何回キスしただろう




数え切れない







会う度にキスを求めるのは純也の生命(いのち)を感じたいから




温もりを感じたいから


「キスして」


クリスマス以来会う度に唇を重ねている






ダメだとわかりながら重ねてしまう









そんな顔するなよ










想い出が多いほど別れが辛くなる