くちびるの純情 薬指の約束

結果はタイム、パフォーマンスとも会場を湧かせたサッカー部の勝利

「一段落しましたね」


午前と同じ席に会長と二人腰を下ろす


「ああ」

そう言った会長はどこか上の空

「会長?」
「なぁ、さっきの続きだけど本当に水無月に告白しないのか?」

ゴホゴホ

水分補給に飲んでいたミネラルウォーターが気管に入ったらしく激しく噎せた


「な、何で?」
一瞬戸惑いの表情を見せ、口ごもる。そして言いづらそうに口を開いた。


「時間がないだろう。それとも言わないまま終わるつもりか?」


え・・・・・・何?

どういうこと?


「まさかお前知らないのか?」