どのくらい走ったかわからない




気づけば馴染みのない公園まで来ていた。







「ここ来たことある」



前に来たときは…







「畑?」





「大石先輩?」





震える自分の声





初めて泣いていることに気がついた





中学の先輩




マネージャーをしていた男子バスケット部のキャプテン






そして











私のハジメテの人