久しぶりに見た...

お父さんのお葬式の日のゆめ。

お母さんとかわした誓い。

あたしは小学生のときに大好きなお父さんを亡くした。

お母さんはあたしのためになれない仕事を一生懸命にやってくれた。

だからかな? 無理がたたってこの間死んじゃった。

でもあたしには悲しんでる暇なんてなかった。

「受験」 

お母さんとお父さんには両親がいない...らしい。

そうゆう話題に触れるとうまくかわされちゃってたから聞きづらかったんだ。

幸い勉強が得意だったあたしはこの‘瀬良川高等学校‘に特待生として入学してきたんだ。

寮もあったから。