私、相沢莉乃は恋を
しています!!

同じクラスの加瀬春樹。

ほとんど喋ったことは
ないし、見ていることしか出来ない。

なのに大好きなのです。

今日もいつものように
見ている。

ストーカーみたいだけど
こんなことくらいしか
出来ないんだから!!

「…莉乃!莉乃!!」

「あっ…えっ?!」

「り〜の〜!そんなに加瀬くん見なくても…」

「だって…」

「もうすぐ当たるよ?」

私の親友、大沢優衣は
ボーっと加瀬くんを
見ていた私に
教えてくれた。

「あ、ありがと。優衣」