「ま、いいか。
あと15分しかないし。
単刀直入に聞きます。
まずは遥に質問。
遥が穂高に嫌がらせをされるようになったのはいつから?」
「穂高と同じクラスになってからだから、5年生の時かな?」
「なるほど・・・それって何が原因か分かる?」
「たぶん、心当たりがあるとしたら・・・・・・」
美奈がおずおずと手を挙げた。
「ん?何?」
「私と遥は1年の時からずっと同じクラスで、親友だったんです。
私、穂高さんとの約束より、遥の約束を優先させちゃったことがあって。
それ以来いじめられるようになって・・・遥が私をかばったから、それでっ」
美奈は下唇をかんで、必死に涙をこらえていた。
「美奈」
遥が美奈の肩をそっと撫でた。
あと15分しかないし。
単刀直入に聞きます。
まずは遥に質問。
遥が穂高に嫌がらせをされるようになったのはいつから?」
「穂高と同じクラスになってからだから、5年生の時かな?」
「なるほど・・・それって何が原因か分かる?」
「たぶん、心当たりがあるとしたら・・・・・・」
美奈がおずおずと手を挙げた。
「ん?何?」
「私と遥は1年の時からずっと同じクラスで、親友だったんです。
私、穂高さんとの約束より、遥の約束を優先させちゃったことがあって。
それ以来いじめられるようになって・・・遥が私をかばったから、それでっ」
美奈は下唇をかんで、必死に涙をこらえていた。
「美奈」
遥が美奈の肩をそっと撫でた。

