山田先生は器用に私の足にテーピングを巻いていく。
「上手ですね」
「え?まあ・・・俺小学校からずっとサッカー部で。
捻挫が癖になってたので、テーピングはお手の物なんですよ。
いつも練習前は自分で巻いてましたから」
「小学校から・・・だからあんなにサッカーが上手いんですね」
私のその言葉を聞いた山田先生が足に落としていた視線を私の顔に向ける。
山田先生に覗き込まれるように見つめられた私の心臓は、トキンと小さく跳ねた。
「・・・・・・ちょっとは見てくれてたんですね」
「え?」
「僕のこと」
山田先生は照れながら笑うと、視線をまた戻し、テーピングを巻いた。
「上手ですね」
「え?まあ・・・俺小学校からずっとサッカー部で。
捻挫が癖になってたので、テーピングはお手の物なんですよ。
いつも練習前は自分で巻いてましたから」
「小学校から・・・だからあんなにサッカーが上手いんですね」
私のその言葉を聞いた山田先生が足に落としていた視線を私の顔に向ける。
山田先生に覗き込まれるように見つめられた私の心臓は、トキンと小さく跳ねた。
「・・・・・・ちょっとは見てくれてたんですね」
「え?」
「僕のこと」
山田先生は照れながら笑うと、視線をまた戻し、テーピングを巻いた。

