【完】アニキ、ときどきキス

「あの、ここはどこ?
でしょう・・・・・・」


「ここ、俺の部屋」


「遥は?」


「自分の部屋で寝てるけど」


「私は何でここに?
また一緒に寝ちゃってた?」


「うん」


「起こしてくれれば良かったのに・・・・・・って運んだの!?」


「ック、ククッ。
寝てる時の北原さんの顔、口空いてて、幸せそうで、面白かった」


ペチーンッ


「ひどおいっ!」


私は新君の背中を、思いっきり叩いてしまった。


変な顔見られたうえに、運んで・・・ダイエットしておけば良かった!


恥ずかしくて涙が出てきた。


なのに、どうだろう。

たった一言の言葉で涙は止まる。