彼女にキスの花束を


僕らの学校は午前中3時間、午後3時間の時間割になっている。


3時間目の授業が終わると同時に僕はさっさと授業の片付けをした。


「旭ー?なにそんな急いでんの??」

「ご飯さそわれたんだよ。」
中城さんにと小さな声で悠斗にいう。


「いーなあー。俺も行く!」

「いやいや、おかしいだろ?!どう考えても邪魔ものだろが。」


「まさか!親友としての優しさだろうが。いいか、よく考えてみろ―――」



悠斗が言うには

中城さんと僕は付き合ってることを隠したい。

だけど、むやみに二人きりになると絶対に噂が流れる。

つまり隠すことはできない。

だけど、もし悠斗が一緒にくれば必然的に二人にはならないわけで。


「な!いい考えだろ。」

自信満々にそういわれるとそんなことないと言いたくなるのはなぜだろうか。