卒業なのに

もうこんな考えをするのはやめよう


このまま落ちぶれるのは

性に合わない気がする

絶対的な存在だと思っているんなら


それを証明してみよう


変えれるのは自分だけだから



そうすれば

自分の思っているよりずっと楽しいものが

あると思うから


つまらないものなんてないはずだから





僕は辺りをゆっくりと見渡す

いつもと変わらない風景だけど

強い風はその全てに吹く

木も川も犬も人も

風にあおられて

だけど変わらず前へ進んでいる

追い風だろうと
向かい風だろうと



僕は大きく息を吸う

その息を止めながら
立ち漕ぎの態勢になりペダルに重く体重をかける


大きく進んだ自転車にどしんと尻を落とし

同時に止めていた息を


心のもやもやと一緒に吐き出した