竜輝と付き合ってすでに、2ヶ月がたっていた。

7月の半ば

私は決心した。

言おう

もう、竜輝にかくしごとをするのはいやだから

そんな時

「おいっ!愛美っ!」

声の主は恵美

家に怒鳴り込んできた

「なに?」

「なに?じゃねーよっ竜輝君の病気の事知ってんの?」

「…え?嘘言わないでよ」

「嘘じゃないっ!」

ピーンポーン

「入るぞ」

はいってきたのは

竜輝…

「ど、うしたの?」

竜輝はニコニコしている

「ジャンっ★見てみて~!この遊園地のペアチケットもらっちゃった」

は?

なに言ってんの

こんな緊急事態に…

「状況考えなよっ!ばっかじゃないの?子供みたいに遊園地とか言うなっ」

こんな事いいたい訳じゃない。

本音は一緒に行きたいのに…

「…え?…なんならいいよっ!俺は、俺は、沙菜といくから」

えっ…

沙菜って誰…?

「沙菜って誰だよっ!どうせ浮気相手だろ?勝手に行ってはしゃいでこいよっ!」

「わかったよっ」

そう行って竜輝はでていってしまった

「な、んでよぉ~」

望んでもない結果に涙がぽろぽろこぼれ落ちてくる

私最悪だ。最低だ。

こんなんで、竜輝傷つけて

馬鹿だよね

馬鹿は私だよね

今謝っても竜輝がいなきゃ意味がない

もうきっと嫌われた…