*水玉ドロップ*

じゃれあっている2人の横では可憐が理世のメイクをしていた


「理世の髪の毛は綺麗にウェーブがかかっていて羨ましいわ。ストレートも見てみたいけどこれ以上幼く見えちゃうかしら?」


「まったく可憐は痛いところを突くな・・・この幼さがあたしの1番の悩みだって知ってるでしょ!?」


「幼く見えるって嫌なことかしら?私は大人に見られるのも嫌だと思うけど」


「分かったよ。ゴメン」


「フフフ。それとその制服の着こなしだけどイマイチよ。せっかく私がデザインしてあげたのに・・・」


「だってこのワンピース少しブカブカなんだもん」


「ブカブカなのは後ろのリボンを結び忘れているからです。肩ヒモが緩かったらこうする」


可憐は理世の後ろにまわると腰のリボンを結び、肩ヒモも余った分をリボンで結んだ