1ヶ月後…
酒場でのバイトでライナスは慣れた手つきで酒を注いでいく、
客A『アデが馬に落とされて、早1ヶ月だな』
客B『アデの女王のメリー様はヘレ王国に亡命したらしいぜ!』
客A『それで、馬は城の宝物には手を出すだけじゃなく、槍の武器職人もみーんな、馬に連れてかれちまったしな!』
客B『アデは終わったな』
ライナス『………』
ライナスは自国の終わりを改めて実感した。
ライナスがバイトを初めてから2ヶ月が過ぎた、
つまり、3月…
ライナスは武器屋に行って、
貯めたお金を全て使い、
擬態武器の刀を買った。
その刀は若い女性で名前はレベッカと言った。
レベッカ『あなたがライナスで、私のご主人様ね♪よろしく!』
ライナス『ああ、よろしく頼む。』
ライナスは給料が高いアイスの兵士に成ることを決めた。
翌日、兵舎に行き、
早速、訓練が始まった。
教官『素振り千回!1!2!3!…』
ライナス『千回もやるのかよ、こりゃ厳しい。』
素振りをされてるレベッカ『良いから、やりなさいよ!』
ライナス『分かった分かった。』
その日の訓練は終わったが、毎日素振り千回の訓練は続いた…