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『廉~!一緒にお弁当食べよ!』
「…ああ」
…あれから1ヶ月
うんざりするくらい退屈だ
顔を見て別れるなんて言葉やっぱり言えるわけが無く
電話で別れを告げた
どこまで行っても根性無しな自分に情けなくなる
…その前に
春華から電話がかかってくるとは思わなかったけど
恋したらこんなにも弱くなってしまった自分に驚く
でも、その分強くもなった
人のために行動を起こすなんて…
俺には考えられないことだった
綺麗事ばかり並べたがってるけど
人間なんて本質そんなもんじゃねぇの?
だけど俺は
春華を守るために行動していた
…それも、一瞬のことだったけど
ちなみにあの時電話に出たのは妹
春華が別れの理由を聞いてこなかったのは
あの電話を榊と勘違いしていたからだろうと思っている
あれ以上…
あれ以上話していると俺が耐え切れなかっただろうから助かったけど
やっぱり
辛い



