好き



大好き




こんな言葉じゃ表せないほど好き





でも
それは私の意思に反して

過去形になってしまう





今までの思い出が頭の中を駆け巡る

…一緒にいた時間は短かったけれど
廉君と過ごした時間は、私の中で色濃いものとなった



その思い出の中で
何度も、何度も繰り返される言葉がある






《…ごめん》






…願わくば

何も知らない幸せな昨日に

戻りたかった