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教室を出るぎりぎりまで笑っていた
ドアをしめ切ると
私は走った
人のいないところへ
誰にも見られないところへ…
体育が2だなんて今はどうでもいいことで
私は力の限り走った
遠くでチャイムが鳴っていた
…でも
もう戻る気にはなれなかった
もっと…
もっと
私が強ければ
この運命を受け入れることが出来たのだろうか
走って、走って
着いたのは体育館の裏だった
私は授業が終わるまで
体育館裏でぼぉーっとしていた
涙は出なかった
冷静になって考えてみると
まだ、廉君本人に何も聞いていないから
まだそれが
真実だとは限らないから
それとも
真実だと信じたくなかったから
涙は出なかったんだろうか…?



