天然彼女の愛し方(完全版)





バタン



入ったのは
使われていないっぽい空き教室


いつのか分からない模造紙やその他諸々の物置みたいになっている




「ど、どうされたんですか?」


急にこんな所に連れて来られてきて
頭の中はプチパニック



この人はいったい何がしたいのでしょう?




ガシッ



突然肩を掴まれて吾郷君と向かい合う格好になる



『俺が今日春華ちゃんをここへ呼んだのは
君の彼氏のことについて本当の事を話して
春華ちゃんを救おうとしたからなんだ』



「え!吾郷君廉君のことについて何か知っているんですか!?」


もしかして廉君の中学校のときのお友達かな?

じゃあ昔の話とか聞けたり
今度から吾郷君にも廉君の事聞けるようになるのかな?


そんな春華を見て
零夜は少し困惑顔…

『何でそんなキラキラした様な期待した目で俺を見るのかな…まあいいや、単刀直入に言うね


…君は

斉藤廉に遊ばれているんだよ!』






「……は?」



初対面の人に失礼だとは分かっていたけれど
そんな言葉しか出てこなかった