天然彼女の愛し方(完全版)




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『春華ちゃーん!なんか呼ばれてるよー!?』

「ほぇ?誰に?」



昼休み
優香ちゃんとお昼を食べ終わってまったりくつろいでいた時

クラスの女の子にそう言われて振り向くと



…見知らぬ男の子が私に向かって手を振っていた




誰だろう…
私、何かやらかしちゃったのかな?




そう思いパタパタと急いで近づく


『こんにちは春華ちゃん
俺の事知ってる?』



春華は正直に首を横に振った



『やっぱりねー…あいつ以外は眼中なしってところか
まあいいや、俺は吾郷零夜(アゴウ レイヤ)
春華ちゃんと同じ学年ね』



…名前を聞いても心当たりがない

だって今初めてこんな名前の人がいるって知ったんだし




うーん…本当に私
何やっちゃったんだろう?




1人で悩んでいると





グイッ




『まあ、とりあえずちょっとついてきてよ!』


「へ?…うわぁぁ!優香ちゃ~ん!助けて~!」





…見知らぬ男に強制連行されていく春華を見て



『三角関係?うわぁ、おもしろそ』



彼氏もちの優香は1人まだくつろいでいた