「んんっ…っはぁ、はぁ…」


私は初めての事と酸欠と緊張で

廉君が私から離れた後も頭がくらくらしていた




しばらく動けなかった私は
廉君の腕の中で必死に倒れないように足を踏ん張ることしか考えられなかった


…そのあとのことは
聞かないでほしい


家に着くまで真っ白で何も覚えていなかったから







今日は色々と刺激が強い1日だった


廉君には内緒だけど
…ちょっとこんな日があっても良いかなって思った












『…じゃあね』

「う、うん。ありがと。また明日」



願わくば

明日も明後日もずっと
君のそばにいつまでもいられますように