『待ってろ、今開けるから』
ガチャガチャと鍵を外す音が聞こえて
ギギィッ
扉が開いた瞬間
『お前、どうして…うわっ』
勢いよく廉君に抱きついた
あったかい…
本物の廉君だ
『お前…俺がここ通らなかったらどうしてたつもりなんだよ、てかなんでこんなに冷たい…』
最初は呆れたような口調で話していた廉だったが
春華の体が濡れている理由に気づき、言葉が途中で止まる
『お前、やっぱり明日から俺と一緒に帰れ』
そういうと
フッと体を春華から離す
「い、嫌…離れたら嫌…」
春華の瞳は今にも溢れ出しそうなほど涙が溜まってる



