春華が呆然としていると
廉がゆっくりと春華の頭を撫でて言った
『俺の彼女は春華だけ、他の女なんかうっとおしい、むしろ消えてほしい』
「ほんと…に?」
多少可哀想な言い方で、罪悪感は少しあるのだけれど
このくらいぼろくそに言ってくれた方が春華としては安心できた
『当たり前、…もしかしてお前ヤキモチ妬いた?』
ヤ、ヤキモチ…
その単語だけでカァァと赤くなる頬
「だって…廉君が離れていくのは
寂しいと思ったんですもん…」
わ、私今ものすごく恥ずかしい事言いました…
何で口が勝手に動いちゃったの!?
ひゃぁぁ~!
廉君の顔まともに見れません…
廉に顔を見られないように思いっきり違う方向を向いた春華には
…耳まで真っ赤な廉の顔は見えなかった



