「優香ちゃん!いい女になるためにはどうしたらいいですか!?」
電話口で一番に言われた言葉に
優香は何の心境の変化かと戸惑った
『ちょっと、急にどうしちゃったの?』
「廉君に飽きられたくないから、イメージチェンジをしてみようと思って…」
どうしてそこに話が飛ぶのかと優香は思ったが
春華は頑固なところがあるので、それ以上は何も言わなかった
『まずは髪型変えるところからしてみれば?
ほら、春華っていつも下ろしてるでしょ』
「うんうん」
『前髪の分け目かえるだけでも結構違うし
あとは、化粧品何持ってる?』
「まつげ上げるぶんとグロスぐらいだけど…ほとんど使わないよ?」
『うん、せめてビューラーって言って?
とりあえずそれで十分よ
化粧は校則で禁止されてるし、そろえてもその程度しか出来ないだろうね』
優香のレクチャーは意外と細かく
深夜まで続いた
その結果
春華は明日、大人っぽい格好で行く事にした



