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今日は、廉君を待っていようかどうしようか悩んだけど
気弱な私はおいて帰るなんて後が怖い事出来るはずがなくて
一人教室で緊張から体を縮こまらせて待っていた
私、廉君に嫌われて無いよね?
でも…今日の私すっごい嫌な子だった…
こんなの初めてだよ
廉君に会うのが
怖いなんて…
私は軽く目元をぬぐった
今の私には泣く資格さえも無いんだから
泣いちゃダメだ
ぐっとこらえたら
口の中に塩辛いものが出てきたような気がした
私が、多くを望みすぎちゃったから
廉君はいつも通りなのに触れてくれないような気がするだけなんだ
「よーし!もっといい女になってやる!」
私がもっと魅力的になれば
廉君にも飽きられないですよね!
倦怠期も脱出です!
『(ほどほどにしといてくれたらいいんだけどなぁ)』
迎えに来た廉がそれを聞いて、教室の扉にもたれかかってそんな事を考えてたとは知らず
春華は一人決意をあらわにしていた
『春華、帰るよ』
「うん…」
気まずさはどこへやら
その日の春華は上の空で
廉が手を引っ張りながら帰ったことにも気付いているのか怪しい
(いつもだったら手を繋いだだけで赤面をするが、今回はなかったのだ)



