天然彼女の愛し方(完全版)




自分の中で整理が付いた頃
教室に戻ってみると…



(うわぁ~…)



見ただけでどす黒いオーラを纏っているのが分かる
不機嫌な廉君が足を組んで自分の席に座っていた


勿論、そんな状態の廉君に近づくものは誰もいない



気付かれないようにさりげなく自分の席に戻ろうとしたが
何故か気付かれてしまい、睨まれた


チッ

舌打ち…ここまで聞こえてきてますよー


どうやら本格的に機嫌が悪い模様


しょうがないから
そろそろとダークオーラを放つ廉君に近づいていった



「…あの、廉君?」

『・・・・・・何?』







「…なんでも無いです」


戦線離脱

しゅぅんとうな垂れたまま
春華は自分の席へと帰った




廉君が不機嫌なのは

私のせいですよね


関係ない…とか、突き放すように言ってしまったから
気分悪くなりますよね



「それに廉君にも十分関係あるし」



放課後、どうしようかと迷いながらも
時間はどんどん進んでいった