天然彼女の愛し方(完全版)




『では
文化祭大盛況に付き終了したことを祝して
かんぱーい!』



はぁ

面倒



何が面倒って
このテンションがまずウザい



打ち上げっつー
この雰囲気が嫌い



てか教室使って打ち上げって…


『廉ー!楽しんでんのかー?』

「…びみょー」



よくやるよな
まったく…



『それでさ…どうだった?』


何故か内緒話の声のトーンで話しかけてくる颯太


「何が?」


『春華ちゃんのセクシーコスプ…いてっ!』


うん

ただ、ムカついただけ


颯太の口から春華の名前が出たことが



『ったく、こんくらいで独占欲丸出しにしなくても
あ、もしかしてヤキモ…いってー!!本気で殴るな馬鹿!』


殴りたくもなるっつーの


「あー、悪ぃ」

全然悪いと思ってねぇけど



『なぁ、ぶっちゃけ…
お前等どこまでいった?』


好奇心半分
からかい半分で聞いてくる颯太

…お前は自分の恋路の心配ほどしとけ、と
危うく口が滑りそうになった



こいつの彼女自慢は長い

へたに話を振るとさらに面倒になること違いない