『ちゃんと下にレギンス穿かせます!
だから春華返しなさい!』
「ゆ、優香ちゃん!」
春華の考えだと
レギンスは下着の分類に入るので
…流石に自分が今から穿くそれを彼氏に見せられるのは勘弁して欲しい
ただ…
優香のところまで取りに行きたくても
廉の腕ががっちりと春華に絡み付いているため
動くことが出来ずにいる
『…胸は?』
『それはどうしようもないわよ
服はそれで絶対に出すからね』
数秒
睨み合うようにしていた二人だったが
チッと廉が舌打ちをしたところを見ると
廉の方が折れたらしい
そしてその様子を何も言えずに見ていた春華
『春華』
「ふぇ?」
振り向いた春華の首筋に廉が唇を当てる
「ひゃっ!」
微かな痛みの後
廉は春華の口に触れるだけのキスをした
『隠すなよ』
「…?」
何を?
私は何が何だか分からないままだったけど
廉君は満足したようで私を離してくれた
『…斉藤廉!あんた私の春華に…』
優香ちゃんは頭を抱えて何か唸っていたけど
とりあえずほっておいて
私はトイレでレギンスを穿いた



