天然彼女の愛し方(完全版)




このキスになると
廉君長い間くっついているから息が辛いんだよね

それになんか
食べられちゃいそうでちょっと怖い



「ん…ふぁ…」



もうそろそろ息がきつくなってきて
どんどんと胸元をたたいて知らせる



そうすると廉君は

ペロッと最後に私の唇をなめてから離れていく



『ごちそーさま』

「えっ!…いえいえどーも」


くちっ
くちびるなめっ!



私はそのことに混乱して
変な返答になってしまった




『化粧はあまりしないで』

や、やっぱり化粧も見られたもんじゃないから!?



「…もしかしてお化粧も酷い?」



『だから…そうじゃなくて…』


はぁ

と、廉君はため息を一つついた




『これ以上可愛くなる必要なんて無いって言ってんだよ』


「かっ、かわ!?」


廉君の口から
『可愛い』って言葉が…



『だからその服もやめて
化粧も落として』


「う…うん」



廉君の手が頬に触れて
また顔が近づいてくる




なんだか今日の廉君は
いつにも増して甘い気がする…


そうか

文化祭マジックか…




春華は一人
意味が分からないことをつらつらと考えていた



だがそれも
廉の甘い行動によって
廉のことしか考えられなくなる