「うん…お化粧もちょっとしてもらったから」
甘いって言うのは匂いの事かな?
あれ…?
よく考えれば
廉君の口にグロスが付くほど
みみみ、密着したの!?
その事実にただただ紅くなるばかりの春華の頬
『もういっかい…するでしょ?』
ニヤッと笑うのは
私が断らないと分かっているから
「い、意地悪…」
『別に、普通じゃね?』
好きな子に対しては
廉の言葉にはそれが抜けていた
(そうか…男の子ってこれが普通なんだ)
春華はまたちょっと勘違いをしていた
『口、開けといてよ』
「えっんんっ!…」
やっ
またあの
えろっちいキスだ…
恥ずかしいよっ…!
私は思いっきり廉君の胸元を押して離れようとするけれど
全然離れてくれない
むしろもっとくっついてくる



