『チャイナ服ってさ
そんなに谷間見えるもんだっけ?
スカート短いもんだっけ?』
そう
私のコスプレはチャイナ服で
『純情少女はやっぱりセクシー系に化けない手は無いでしょ!』
という優香ちゃんのせいで
チャイナ服自体セクシーなイメージがあるのに
それをもっと改造されちゃってるんだ
そうだ…
今の私の格好…
カァァと効果音が付きそうなぐらい真っ赤に火照る私の顔
バッと廉君から羽織を奪ってぐるっと体に巻きつける
「みないでぇ…」
ああ…もう泣きそう
こんな恥ずかしい格好見られたくなかったのに…
そして私がそういったら
いつもみたいな意地悪をせずに
何故か素直にそっぽを向いた
あれ?
…いや、見ないでくれることは嬉しいんですけれど
何かちょっと拍子抜け?
もしかして…
それほど私のチャイナ服姿は見られたもんじゃないって事!?
…文化祭始まる前でよかった~
知らない人にまで恥をさらすところだったよ
ほっと一安心している春華は気が付かなかった
廉の耳が真っ赤に染まっていることに…



